ここでは、Google Scholarを使った論文検索方法を紹介します。

 

1. Keywordを入れる

今回は"social pain"をキーワードにして検索しています。


 

2. 検索結果の見方

検索を行うと様々なことが分かります。
番号を振ってあるところがよく使う部分です。

 

 


①では、論文がダウンロード可能かどうかが分かります。
何かしら書いてある場合、そこをクリックするとダウンロードができるページにジャンプします。
②では、被引用数が書かれています。
ここをクリックすると、その論文(今回の場合は"Does rejection hurt? An fMRI study of social exclusion")を引用している論文を示してくれます。
③では、キーワードに関する論文について、出版年を範囲指定して検索ができます。
④では、キーワードに関連する新たに論文が出版され時、メールで知らせてくれる機能が設定できます。

ここで目当ての論文が検索できれば、ここまででおしまいです。
ただ、検索結果が数多く示されるため、一度で見つけるのは困難です。
そのような場合は、多くの研究で引用されているコアな論文の被引用数から再度検索を行います(②をクリック)。

 

3. 被引用数からの検索

今回はほとんどの社会的排斥の研究で引用される"Does rejection hurt? An fMRI study of social exclusion"の被引用数から検索(被引用数をクリック)を行っています。
こうすると、先ほどより検索結果が絞り込めます。

 

 


さらに検索結果を絞り込みたいときは、新たにキーワードを入れて再検索します

 

4. 被引用数&キーワード検索

今回はAggressionをキーワードに加えました。
この時、引用している記事内を検索のチェックボックスを選択します。
チェックボックスを選択しないと、1.でやったことと同じになってしまいます。

 

 


検索をすると、さらに結果を絞り込めます。

 

 


検索結果は、"Does rejection hurt? An fMRI study of social exclusion"を引用している論文の中で、攻撃性と関連のある論文について示しています。
この手順を踏めば(繰り返していけば)、自分の興味のある論文にたいていたどり着けます。


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