ここでは、留学前の準備について書いています。
特に留学先へのアポイントメント・ビザの取得についてまとめています。
1. 留学先へのアポイントメント
このときに短期留学(6ヶ月)をしたい旨も伝えました(CVを添付しました)。
知り合いの先生という訳ではなかったので、連絡がもらえるかドキドキしましたが、すぐに連絡をくれました。
Mentoring Lunchのセッション後に話を聞いていただけることになりました。
このとき緊張しすぎて私はお昼ご飯を食べれませんでした。
まずはこれまでの研究を紹介しました。
口頭だけでは半分くらい伝わっていた様子でした。
事前にiPadでスライドを準備していたため(Keynote)、それを用いてさらに説明しました。
スライドの効果は的面で、彼は私の研究に興味をもってくれました。
次に、留学をした場合どのようなことをしたいか尋ねられました。
私は次のことを伝えました。
・論文を一緒に書きたい
・英語論文をうまく書けるようになりたい
・英語でのプレゼンテーションがうまくなりたい
・海外のラボがどのように運営されているか見たい
・できれば実験がしたい
最後のできれば...といったのは、6ヶ月間で実験をするのは難しい(時間的・英語力的制約)と思っていたためです。
彼は全て可能だとおっしゃってくださいました。
最後にもう少し具体的にどのような研究を一緒にできるかお話ししました。
話し合いは約1時間でした。
また、何か必要な書類があるかを尋ねました。
最新のCV(履歴書)と推薦書があるとなおよいとのことだったので、指導教官に推薦書を書いていただき両方を送りました。
留学の可否については学部のボスに尋ねてから連絡するといわれました。
2. ビザの準備と共同研究
そのため、留学の可否について問い合わせました。
数日後、OKだという連絡をいただきました。
このとき、留学前に共同研究をしたいかと問われたので、もちろん!と答えました。
また、共同研究についてもメールでやりとりしました。
留学先での研究は留学前になるにつれてアップデートされていき、いろいろなことができるようになりました。
様々なビザのカテゴリーがあり、私は最初学生ビザ(F1)取得の準備をしていました。
しかし途中でカテゴリーを間違えていたことがわかり(留学3ヶ月前)、必要なビザカテゴリー(J1)の準備をしました
J1ビザを申請するのは次のものが必要です(詳細はこちらのHPから)。
・DS-2019
・DS-160
・滞在予定+6ヶ月以上有効なパスポート
・6ヶ月以内に撮った2inch×2inch(5cm×5cm)の顔写真(データと現像したもの)
DS-2019は滞在予定の大学が準備するものなので、ケンタッキー大学に問い合わせました。
Request Formと必要書類をメールで送り、書類が完成するのをしばし待ちます。
DS-2019が到着するとすぐに、DS160の記入をはじめました。
DS-160は書く項目が多く約2時間かかります(詳細はこちらのHPから)。
フォーム記載終了後、各種手数料(ビザ申請料金・SEVIS費用)を支払い、面接予約をしまました。
時期が良かったのか(9月)面接は数日後にできることになりました(大阪)。
しかし、面接予約後にDS-160での記入ミスが見つかりあたふたしました。
DS-160は一度submitしてしまうと、もう一度最初から作り直さなければなりません。
泣きそうになりながらもう一度DS-160を作成しました。
なお、面接予約後にDS-160の間違いが見つかった場合、予約変更はする必要はないです。
新たに作ったDS-160の確認書類をもっていけば面接可能です。
面接では必要書類を提出し、指紋をとり、面接官にいくつか質問をされました。
面接官は日本語も話せそうでしたが、全て英語で受け答えしました。
2・3日後にビザが届くと面接官にいわれ、実際に3日後にビザが無事に届きました。
3. 出国準備
そして、ホテルの予約をしました。
アパート探しに2・3日かかるだろうと思い、ホテルを3泊予約しました。
完全にアパート探しをなめていました・・・・。
あとは日本でやるべきことです。
・引っ越し
・不要品処分
・市役所へ退去届けの提出
・健康保険・国民年金の手続き
・自動車保険手続き・自動車の処分(必要がある場合)
・郵便局・各種クレジットカードの住所変更
などなど次から次へと出てきます。
全て終わったのが出発前日でした。
そしていよいよアメリカへ出発です。